ポリオウイルスは、ヒトからヒトへと感染します。「経口感染」といって、ウイルスが口からはいり、腸の中で増えることにより感染するものです。感染した人の便などを介して周囲にも感染を広げます。現在の日本ではほとんど発生していませんが、中東や東南アジア、アフリカ地域などではいまだに流行している病気です。
ウイルスに感染した場合、大体7~14日程度腸の中で増え、多くは不顕性感染(ふけんせいかんせん)といって、ウイルスに感染しても病気としての症状が出ないまま気付かないうちに免疫だけができます。
症状が出る場合はウイルスが腸から筋肉を制御する脳や脊髄の部分へと広がり、マヒを起こすことがあります。手や足にマヒが現れると、ほとんどの場合が一生治らず残ってしまいます。マヒが残ってしまうと一生ものとなってしまうので、きわめて予防が大切な病気なのです。
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