ポリオの予防接種で副反応が出ることはほとんどありませんが、まったくないわけでもありません。ポリオのワクチンは生ワクチンで、接種後に体内でウイルスが増えます。副反応がでる場合、接種後5~35日後に発熱や嘔吐、マヒなどの症状が起こります。その可能性はきわめて低く、約450万人に1人の割合とされています。
ポリオワクチン接種後は喉と腸でウイルスが増えるため、15~37日間(平均26日間)にわたってウイルスが便中に排泄されます。これも割合的には約550万人に1人なので、それほど心配する必要はないと思います。ですが、そこからウイルスに感染する場合もあるため、便の処理後はお母さんもしっかり手を洗うように心がけましょう。
また、少量ではありますが、唾液からもウイルスが出てきます。箸やスプーンの共用により、保護者に感染するという可能性もあるので、離乳食などの際は気をつけましょう。
副反応は、どのワクチンにも共通して出る可能性があります。しかし、体内でウイルスが増殖するのは免疫をつくるために必要なことで、副反応の危険性は避けてとおれません。副反応は確かに心配ですが、予防接種を受けずに病気にかかっても自分(もしくはお子さん)が辛い思いをするだけです。
場合によっては命にかかわるポリオのような病気も、予防接種を受けておけば防ぐことができます。やはり予防できるものはワクチンで予防するのが一番です。きちんと正しく予防接種を受けましょう。
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